第16回 国立大学情報処理センター協議会

東北地区情報処理センター協議会報告

東北地区での活動や地区固有の問題点

弘前大学総合情報処理センター 吉岡 良雄

 東北地区にはTOPIC (東北学術研究インターネットコミュニティ)があり、 東北大学を中心に地区内の情報処理センター及び総合情報処理センターを持つ大学、各種短期大学、工業高等専門学校などが 参加することで構成されている。現在までの参加組織数は95 組織を数える。 東北地区での種々の活動は主にTOPIC を通して行われている。以下では東北地区での活動としてTOPICで行なっている活動を報告する。

I.東北地区での活動

(1).講演会

昨年度は秋田、岩手で計4 回(6月29日は秋田大学工学資源学部情報工学科で、7月31日は岩手県立産業技術短期大学校で、 11月20日は「教育と地域の情報化を考えるシンポジウムin花巻」を花巻温泉で、また1月28日は岩手大学一祐会館)開催された。

(2).セミナー

 昨年度は宮城、秋田で計3回(「電波利用ネットワーク接続とキャンパスネットワーク」:2月28日、東北文化学園大学、 「地域の情報化を考える」:3月15日、秋田大学工学資源学部情報工学科、「ネットワークの安全対策」:3月22日、 東北大学工学部)開催された。

(3).ネットワーク担当職員研修会

 各組織のネットワークを担当している職員を対象として実施され、昨年度は秋田県たざわこ芸術村で開催された。

(4).学会活動支援

 TOPIC では、東北地区における学会活動を支援するために、TOPIC用のサーバを利用して学会支部などの広報などが行えるよう、 便宜を図っている。現在、以下の5団体の活動支援を行なっている。
・計測自動制御学会東北支部
・電気学会東北支部
・情報処理学会東北支部
・日本エム・イー学会東北支部
・土木学会東北支部

(5). TRIX (東北地域内インターネット相互接続実験)

 TRIXではTOPIC 及び東北地区の商用インターネットを相互に接続し、トラフィック的に東北地域内に閉じた相互接続を行う場合の 問題点について実証的な手法を用いて研究を行なっている。詳細に関しては以下のURL を参照されたい。

http://www.topic.ad.jp/document/trix-ann-j.html

http://www.tia.ad.jp/trix/

(6).その他

 この他に、必要に応じてNOC 担当者会議、TOPIC 幹事会が開催されている。 また、JPNIC の総会など国内で開催される諸会議に代表者を派遣し、内容報告をTOPIC参加機関に行なっている。

II.地区固有の問題点

1. TOPIC 内でSINET ノード校が複数あることによる経路集約が難しいこと、
2.学内でネットワークの運用や管理を行うスタッフが不足していること、
3.地方の地元のネットワーク等のサポート業者にはスキルがあまり高くないものが多 いこと、
4. SINET のノード機器の光熱料の負担とスペースの確保について供に難しくなってき ていること。

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